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徳山村のHISTORY
風の詩が聞こえる

愛執の学び舎 刹那に佇む
憂愁の美 面影がこだまする
伝説は沈まない 儚き陽炎
時を残す 永遠に集う
徳山村(とくやまむら)は岐阜県揖斐郡の揖斐川上流にあった村である。ダムの建設のため村民は1985年(昭和60年)に離村。
1987年(昭和62年)には旧藤橋村(現在は揖斐川町)に編入合併し、廃止された。
徳山ダムは、2007年(平成19年)に完成予定で、現在試験湛水により徳山村の可住区域は完全にダムに水没した。
NHK総合番組「発見ふるさとの宝」、NHK総合・BS2「ゆるナビ」で紹介された。


時を刻む されど・・・
     一九九七年十一月吉日
         監督 神山征二郎
 この碑は、一九八二年(昭和五七年)、徳
山村を舞台とした映画「ふるさと」の製作と
完成を記念して、村民有志によって当初上開
田地区に建立されたものです。
 映画「ふるさと」は戸入分校教諭だった平
方浩介氏の原作「じいと山のコボたち」をも
とに、ダム建設によって故郷を去りゆく村民
の哀しみと、現代社会の宿命を描いたもので
一九八三年全国公開されました。
 同年の第十三回モスクワ国際音楽祭の日本
代表作品に選出され、主演の加藤嘉氏が日本
人としてはじめて最優秀主演男優賞を獲得す
るなど、国内外で少なからぬ注目を浴びまし
た。
 撮影は、一九八二年、厳寒の二月にスター
ト。春、夏、秋、そして初雪の舞う初冬まで
四次、村民各位の物心両面にわたる協力と岐
阜県下各界各層の多大なる支援によって完成
をみました。
 深甚なる謝意と共に、御報告いたします。
  ふるさとの碑について
想いは色あせない


カメラばあちゃんのサイト  故郷 〜私の徳山村写真日記〜 - ダム便覧




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徳山ダム建設工事

木曾川水系揖斐川の上流に建設中の多目的ダム。
日本有数の巨大ダムで、堤高は国内第3位、堤体積は国内第2位、貯水量は国内第1位、湛水面積は国内第3位の規模を誇る。
2007年の秋から試験湛水に入り、2008年春に稼働する予定。

徳山ダム概要
形式 中央土質遮水壁型ロックフィルダム
堤高 161.0m
堤長 427.1m
堤体積 13,700m3
流域面積 254.5km2
湛水面積 1300ha
総貯水量 660,000,000m3
有効貯水量 380,400,000m3
貯水池名 奥いび湖
水系河川名 木曾川水系揖斐川
用途 洪水調節・農地防災、不特定用水・河川維持用水、上水道用水、工業用水、発電
着手年 1971年
竣工年 2007年
所在 岐阜県揖斐郡揖斐川町東杉原




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